栃木クリエイト宣言

創造プラン4
安全で安心して暮らせる”生活優先都市”をめざして

新生「栃木市」は、歩んできた歴史や文化、産業構造などの個性が異なる地域がひとつとなり、新しい都市が形成されました。
これからは、それぞれの地域の個性を認め合い、尊重し、そして、これらを融合し、その相乗効果によって活力に満ちた活動都市「とちぎ」を創ります。

地域に伝わる祭り・伝統芸能の保存と新たな文化遺産の発掘

 各地区の均衡ある発展と、一体的都市形成を推進するため、市内を縦横に走る既存鉄道を基幹交通として活用する都市(まち)づくりを推進します。

課題 1)東京へ直通運行する東武線と、県南部を横断するJR両毛線が結節する栃木駅地区は、新生「栃木市」の“未来に向けた新しい顔”シンボリックシティーとして整備します。
課題 2)栃木駅地区に、公的機関、福祉、教育、文化、商業施設などの集積を図り、首都圏からも人を呼び込める“未来型ニュータウン”として整備します。
課題 3)その他の駅地区は、地域の個性や特性に即したテーマやコンセプトを決めて、“個性的な地域の顔”として整備します。
課題 4)駅の交通拠点化を図り、鉄道利用の不便な地域には、駅を発着基点とするコミュニティバスや、デマンドタクシーなどの地域公共交通を運行させます。
課題 5)新幹線や、JR宇都宮線への乗り換えがスムーズにできるよう、JRに働きかけ、通勤・買い物などの利便性を向上させます。
 具体的な構想は、市民まちづくり会議を設置し、市民の皆さんと一緒にまちづくりビジョンを策定します。【2年目から】
*シンボリック:象徴  *ビジョン:将来構想
子どもの個性と学力を伸ばす栃木型教育システムの構築

 都市は、モータリゼーションの発達で郊外に拡大し、中心部の魅力が薄れてきました。しかし、中心市街地(まちなか)は都市の顔であり、歴史や文化・生活など皆さんが育んできた都市のアイデンティティ(存在意義)そのものです。そのためにも、中心市街地には“都市の顔”としての魅力が必要です。時代とともに光り輝き、魅力ある中心市街地を創ります。

  • 空き店舗を活用した出店や、起業(新たなビジネス)を応援する仕組みをつくります。【2年以内】
  • 商工団体と協働して、チャレンジショップや創業塾など、起業を支援する仕組みを充実させます。【2年以内】
  • 中心市街地の核施設となる、共同住宅と商店やコミュニティ施設が一体となった、テナントミックス施設の整備促進を目指します。
    【4年以内】
  • 皆さん(市民)や外から訪れる人(観光客、来街者)の誰もが、まちなかを快適に楽しく散策できるような回遊ルートの整備を進めます。【2年以内】
  • 若者が集まり、おしゃべりし、自由に遊べる(仮称)自遊広場を、まちなかに整備します。【4年以内】
*アイデンティティ:あるものがそれとして存在すること
*テナントミックス:複合的商業施設
市民が学び、高めあい、その成果を活かすことのできる生涯学習の応援

 新生「栃木市」には、渡良瀬遊水地、ぶどうの里、蔵の街、つがの里、苺やぶどうなど魅力ある観光スポットや、豊富な農産物などの観光資源があります。これらの地域資源を活用する新たな観光(ニューツーリズム)を創出し、観光客倍増をめざします。

  • ニューツーリズムの創出で地域経済の活性化
      地域の観光資源を活用し、歴史や伝統などの歴史的・文化的要素を活用する文化観光ヘリテージツーリズム、自然や人と触れ合うエコツーリズム、農作業体験や農産物の加工体験をするグリーンツーリズムなどの新しい観光スタイルを創出し、地域経済の活性化を図ります。【2年以内に着手】
  • 観光スポットを周遊するサイクリングロードの整備
      渡良瀬遊水地の水辺空間に始まり、ぶどうの里を経て、蔵の街並みを通り、つがの里・いちごの里へと向かうサイクリングロードを整備します。【4年以内】
  • フィルムコミッションやスタジオの建設で新生「栃木市」をアピール
      映画やテレビドラマの制作に際して、必要となるロケ地やエキストラの提供をするフィルムコミッションに加えて、撮影したフィルムの編集や、簡単な室内撮影が可能な室内スタジオを建設し、撮影から編集まで一貫した製作ができる環境をつくります。【3年以内】
  • 観光とちぎ売り出しプロジェクト
      新生「栃木市」の魅力を全国に発信するため、トップセールスを行うとともに、新生「栃木市」にゆかりのある著名人を観光大使に任命し、新生「栃木市」をPRしていただきます。【2年以内】
  • 水辺のまちづくりプロジェクト
      新生「栃木市」の中を縦断し、かつてこのまちを舟運で栄えさせた川の文化を取り戻すために、水辺空間を活用し、川の駅や水辺のカフェづくり、カヌーやボートなどの親水性スポーツの拠点整備を行い、かわまちづくりを推進します。【平成22年度から】
*ヘリテージツーリズム:遺産・伝統などの観光
*エコツーリング:人や自然と触れ合う観光
*プロジェクト:研究開発計画。大きな目標を集団で実行すること
市民ひとり一スポーツの推進

 ユニバーサルデザインによる都市づくりをめざして、鉄道駅環境の充実を図るとともに、新たな地域公共交通の運行や、幹線道路などの整備を行い、障がい者や高齢者にやさしい交通体系とします。

  • 道路整備基本計画を策定し、地域間を結ぶ幹線道路や、市民生活に密着した生活道路の計画的な整備を行います。また、市内・市外を結ぶ歩行者・自転車道路を整備し、安全で快適な道路空間をつくります。【1年目から】
  • 既存鉄道を有効に活用する交通体系とするため、駅アクセス道路の整備や、駅前駐車場などの駅周辺施設整備を行うとともに、駅のバリアフリー化を推進します。【2年以内に着手】
  • 既存鉄道と連携するコミュニティバスやデマンドタクシー、通院・買い物に便利な生活交通など、市民の足となる地域公共交通の調査研究を直ちに行います。【1年目から】
*ユニバーサルデザイン:誰もが制約なく利用できること
*アクセス:接続   *バリアフリー:障壁をなくすこと
青少年が自由に集まり、仲間を作り、安らげる「(仮称)わいわい工房」の創設

 環境保全型農業や少量多品目栽培の奨励と、多様な流通・販売システムの確立で、農業所得の向上と農家経営の安定化を図ります。

  • 特色ある農産物の生産を推進し、農産物の認定や普及宣伝により、ブランド化を促進します。【2年以内】
  • 宅配販売、小売店・外食産業などとの契約販売など、多様な生産・流通・販売システムを確立します。【3年以内】
  • 産直販売施設のネットワーク化や、学校給食の地域農産物の利用促進など地産地消を促進します。【2年以内】
  • 生産者と消費者との意見交換、農業や農産物加工の体験、オーナー制度の拡充などにより、生産者と消費者の顔が見える関係を構築します。
    【3年以内】
*ブランド:銘柄
青少年が自由に集まり、仲間を作り、安らげる「(仮称)わいわい工房」の創設

 県が推進するフードバレー構想に参加し、地域農業と連携する食品産業の誘致活動を積極的に展開します。【1年目から】

青少年が自由に集まり、仲間を作り、安らげる「(仮称)わいわい工房」の創設

 高速道路・鉄道の結節点という地理的ポテンシャルの高さを活用し、物流を核とする産業交流都市の調査研究を開始します。【即刻】

課題 1)高速道に隣接する用地に、トラックターミナル,倉庫ゾーン,集配機能,二次的加工,ラッピング,梱包などの、物流施設を核とする物流拠点基地の整備を図ります。
課題 2)トラック輸送は、環境問題や長距離トラック運転手の労働条件、効率的経済性から、今後、鉄道コンテナ輸送に移行する傾向があります。これらのことを踏まえて計画立案します。
課題 3)栃木IC、都賀IC、佐野・藤岡IC周辺エリアと国道50号沿線を、企業が望む産業集積拠点として開発整備を推進します。
*トラックターミナル:荷物積替え施設  *ラッピング:包装
青少年が自由に集まり、仲間を作り、安らげる「(仮称)わいわい工房」の創設

企業誘致は、雇用機会の拡大や、地域経済の活性化に、そして、市の財政運営にとっても大変有意義です。企業が望む産業基盤の充実や、支援体制の強化を図り、企業誘致を積極的に推進します。

  • 北関東自動車道の全面開通に伴って利便性が増大する「千塚町上川原産業団地」や「惣社東産業団地」への全区画企業誘致を目指します。
    【1年目から】
  • 5年間で最大3億円の固定資産税相当額の助成制度を創設し、企業誘致を積極的に推進します。【1年以内】
  • 特許権、実用新案権などの知的財産権の取得支援や、熟練技術・技能を認証するマイスター認証制度を創設します。【2年以内】
  • 市内主要企業マップを作成し、商工会議所や商工会と連携を図りながら、市内企業の存在周知や就職支援を行います。【2年以内】
*マイスター:巨匠・名人
青少年が自由に集まり、仲間を作り、安らげる「(仮称)わいわい工房」の創設

 後継者不足に悩む、農業や個人商店、地場産業の後継者に後継者育成奨励金を支給し、後継者不足を解消します。【2年以内】

青少年が自由に集まり、仲間を作り、安らげる「(仮称)わいわい工房」の創設

 地域の個性・魅力を再発見し、相互に連携を図りながら地域の価値を高めて、相乗効果を発揮できるようなまちづくりを推進します。

栃木地区
 新生「栃木市」の中核地域にふさわしく、様々な都市機能が集積する都市拠点として、また、市内に残る歴史遺産や蔵の街並み、北西山間部の自然景観、東部農村の田園風景は、未来の子供たちに引き継ぐ貴重な財産として、保存するとともに、積極的に活用し、観光交流拠点としてまちづくりに活用します。
大平地区
 太平山周辺地区の風光明媚な山々や、古刹大中寺、清水寺、太平山神社、太平山頂の桜などの名所旧跡が点在するほか、100haにも及ぶぶどう団地が、里山の風情を醸し出しています。里山での虫採り、小川の魚釣り、ぶどうの袋掛けやジャム作りなど、都会では経験できない自然体験型の広域交流拠点として整備を推進します。
  また、新大平下駅周辺地区を個性的で賑わいのある町の顔とする中心市街地活性化事業は、大平地区地域拠点としてこれまでどおり整備推進を図ります。
藤岡地区
 谷中湖周辺は、スポーツ施設、広場などの整備が図られ、定期的にトライアスロン大会、バルーン大会、ボードセーリング大会などのアウトドアースポーツ大会が、開催されています。 また、渡良瀬遊水地の限りなき天空、緑豊かな大地、清澄な湖、太陽の燦燦と輝くこの大自然の空間に親しむ大勢の人々がいます。この広大な大自然は、東京から電車で約1時間と近く、首都圏の人達の憩いと安らぎの場であることから、アウトドアースポーツのメッカとして整備活用します。
  また、これまで県内外の多くの方から親しまれ、支持されてきた渡良瀬遊水地花火大会を復活させます。
都賀地区
 首都圏と東北地方を結ぶ東北自動車道路と、太平洋と日本海を結ぶ北関東自動車道路が交差する、都賀IC周辺地区の位置的優位性を活かして、新市のこれからの地域経済を支える、新たな産業集積地区として整備を推進します。
  また、都賀地区は、つがの里や大柿カタクリの里、花之江の里などの「花の名所」や、イチゴなどの農産物が豊富であるところから、これらの資源を生かしたグリーンツーリズムでの観光振興を図ります。

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